<米国の要求に応え導入 同盟強化の一環>
「能動的サイバー防御」法案に反対!」
憲法21条が保障する「通信の秘密」を侵害し、憲法9条また国際法違反の先制攻撃とみなされ相手
からの報復攻撃を呼び込みかねない重大な法案。サーバーへの侵入・無害化などを実現する法案です。
「通信の秘密の利用」を政府(警察・自衛隊)は平時から当事者の同意も裁判所の令状もなしにネット
上の通信を収集・分析できるようになります。
またサイバー攻撃の恐れがある場合、警察や自衛隊が「アクセス(侵入)無害化」として攻撃元サーバー
などに侵入し、プログラム削除などの無害化措置を行えるようにします。
「サイバー防御」に「能動的」とは「先制的」という意味です。重大なのは「通信情報の利用」です。
利用者の承諾なく行われ憲法21条や電気通信事業法4条が「侵してはならない」としている「通信の秘密」の侵害です。
この法案は「国民監視につながります。そして他国のサーバーをハッキングし機能障害を起こさせる
『先制攻撃』になり戦争の危険を呼び込む深刻な法案です。
政府は「グレーゾン事態」や安保法制に基づく「重要影響事態」で、米国が軍事行動を行う相手国に対
し「アクセス・無害化措置」が可能だと認めています。日本が武力攻撃を受けていないのにもかかわらず、
先制的に同措置に踏み切れば、日本側から参戦してきたとみられます。
この戦争を呼び込む危険な法案は「廃案」と声を上げ続けていきましょう!
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